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おんたけウルトラ2016 レース①

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直前にコースの一部変更があったり新ルートはナシとの話を聞いて、高低図と計画を作りなおす。

~AD1  43k +05:30
~CP1  53k +07:00
~CP2  73k +09:45
~AD2  86k +11:30
~CP3 103k +14:00
~CP4 118k +16:20
~AD3 131k +18:20
~AD4 151k +21:20
~GOAL 157k +22:00

少なくとも1時間残ってなければ、その関門でリタイアすることは決めていた。それだと完走は難しいし、関門でないと収容が容易ではないからだ。 レース中はメンタルが消耗しているから、その時に適切な判断をすることは難しい。だから、止めるポイントは予め決めておく。

予定は高低図に書き込んで、チャック袋にいれる。 f:id:live-simply:20160801170709p

移動日~スタートまで

事故渋滞はあったものの、11時には現地到着。王滝食堂で いのぶた定食をいただいて、受付を済ませる。 物販エリアで、目に汗が入らないというヘッドバンドの展示が。マジかよ。ちょっと興味をひかれてしまったので購入。そして、民宿へ向かう。

今回は上の方まで満宿になっていて、八海山での宿泊となる。しかし思っていたより早く着けたし、マイル送迎バスも18時45分にあることが分かったので一安心。想像ほどの不安は感じなかった。

この宿は、おんたけの受け入れが初めてのことで、マイル参加は自分ひとりだけだとのこと。申し訳なかったので、夕食はキャンセルにした。部屋に通されたら、あとから来る100kの人の邪魔にならない場所に布団を敷いて、すぐに仮眠をする。相部屋だから、アイマスクと耳栓は必須のアイテムだ。

18時に起き、食事と準備を済ませる。18時45分にバスが来て、19時過ぎには会場に到着。手荷物受付の時に、ヘッドライトおよび水1リットルのチェックがあった。

19時半、ブリーフィング開始。今年は雨量が少なく、天然エイドの水量が少ないとのこと。特に最初のエイド(AD1)までの41kは水補給に気をつけるようアナウンスあり。また、正式に岐阜側に降りる新ルートは中止となり、第3ループとなるとの話があった。

スタート~第1小エイド

オーバーペースとなり、水不足に苦しんだ。 f:id:live-simply:20160803103705p:plain

オーバーペース

お祓いとお祈りが済むとスタート。王滝の町を通り、鈴が沢林道へと登っていく12kmの区間。 100kに比べればやはり少ないから、すぐにライトがまばらになる。スタートからポールを使ってみたが、思ったよりも走りやすい。なので、持っているぐらいなら積極的に使っていくことにする。 ひとつめのピークには90分で到着。予定より30分も早い。オーバーペースだとは気づいていたものの「早いぶんには構わないな」と、かなりハイペースのキロ7.5になっていた。これは、レース序盤の脱水を悪化させるには十分な強度だった。そして、第1ループに入る。

水不足

林道の入口に戻される20kmの区間。この辺で単独走、ときどき月が見える。下まで降りるとループチェック、3つともチェックをもらったら嬉しいよなあ、と思う。

しかし第1ループ中に水が半分になってしまい、最初のエイドまで水が足りるか心配になる。小エイドまで20km弱。登りが6km、下りが12km。 乾きに意識がいってしまい、急速に疲労感が広がる。探しているのだが、降りられる天然エイドはなかなか見つからない。少なくなった水を口にすこしずつ含み、水はあるんだ、と騙し騙し進む。登りが終わる頃にようやく沢水を発見、慎重に降りて 500mlを補充。水を汲んで一安心したころ、いつの間にか乾きは癒えていた。

第1小エイド〜第2関門

ライトの電池切れ、関門停滞30分、そしてヤケクソ第2ループ

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ライトの電池切れ

小エイドには、予定より30分早い午前1時に到着。
ここでは補給と腰ライトの位置を修正する作業で8分消費。次の第1関門までは下り基調の10kだから水は十分に足りる。エイドを出てしばらくすると、すこし暗さを感じたので、ヘッドライト・腰のライトの照度を上げた。しかしこれが間違いで、あっという間に電池が消耗してしまい、じきに1−2mほどしか照らせないようになってしまった。視界の狭さ、時々コースから外れてしまうし、他のランナーを追走するもペースが合わないなど、ストレスから急に疲労が感じられ大きくペースダウン。第1関門につくころには、ここでやめてしまいたいほどの疲れになっていた。

関門停滞

第1関門はちょうど午前3時、関門の1時間前の到着。これまでの貯金は尽きてしまい、定刻通りに。
なんとか補給を行い、第2ループに入るか少し休むか悩んでいると「行くならライトつけてください」と声をかけられた。ライト点かない。なので、もうリタイアするつもりでテントで寝ていると、今度は「身体が冷えるので、継続するならレインウェア着てください」との指示。暑かったのだけど指示通りにレインウェアを着用。30分ほど寝ているうちに電池が回復したようで、腰ライトがすこし灯るように。30分のロスは痛いけれど、せめて第2ループだけでも走ろう。急いでヘッドライトとレインウェアを収納し、HAROのヘッドバンドを装着。TOPSPPED 2つを一気にヤケ飲み。午前3時半、第2ループに突っ込んだ。

第2ループ

それでもライトは暗いので、凶暴的な明るさの人の後ろに付いて走る。先が見えればそこそこ走れる。第2ループは、下ろされて上り返す20kmの区間だが、路面状況がよく助かった。三浦湖畔のロードに出た頃にはライトが不要の明るさになっており、ペースを上げられた。夜が明けたからなのか、TOPSPEEDが効いてるのか、身体がとてもよく動くようになっている。キロ5分半を意識しつつ、2つめのループチェックポイントに到着。ラッキーなことに水があり、補給を行いつつ7分ほど休憩。時計をみると4時45分、もしかしたら第2関門を6時は間に合うかもしれない。第2関門への登りを急ぐことにする。

第2関門〜第3関門

f:id:live-simply:20160803103742p:plain ヤケクソ継続、雨、そして補給ミス

ヤケクソで第2関門通過

登りもキロ10ぐらいのペースを維持。メインルートに合流したころには、すでに100kmの人たちが通り過ぎたあとで、関門を諦めたらしい人たちがまばらに歩いている。ジェルの切れ端とか空き容器を拾いつつ、テンポよく登る。第2関門には6時すこし前に到着、タイムリミットにしていた関門の1時間前をクリアしてしまう。予定より15分は遅いものの、ここでやめる根拠が無くなってしまい、続けるしかない。 水は残っていたから、補給は12km先の小エイドで行うことにして、ゴミだけ捨ててすぐに出発。と同時に、100km関門閉鎖の声。ここから小エイドまでは下り基調のアップダウン12km。ポールをリズムよく突きながら、無理のない範囲で飛ばす。

雨とHAROのヘッドバンド

しばらくすると雨が降り出す。なんとか関門をクリアした100kmの人たちが立ち止まり、レインウェアを着はじめている。だけどこの天気なら、降ったりやんだりを繰り返すから、レインウエアは必要ない。むしろ身体が冷やされて気持ちが良いぐらい。おまけに HAROのヘッドバンドは、目に流れ落ちる雨も止めてくれる。インチキくせぇよなあ、と半信半疑だったのだけど、帽子やサングラスよりも快適に走れるまでとは思わなかった。これはいい。

小エイドで補給ミス

とばした甲斐もあり、85kmにある小エイドには7時20分に到着。しっかりと雨が降っていて、想像より混んでいる。100kmの人たちも急いでいたのだろう。そんな中、慌ただしく補給をしたら、混合を間違えてしまう。2つのボトルに電解質とジェルを均等にいれるはずだったのに、片一方にぜんぶ入れてしまったのだ。補給の列は長いし、諦めて、濃縮タイプとただの水という組み合わせに妥協。TOPSPPEDとPower Gel を食べ、先を急ぐ。 三浦湖畔はフラットで飛ばせるセクション、ここでタイムを短縮したいところ。キロ5半を目標に、ポールの推進力も利用しながらランナーを次々と追い抜いていく。断続的に雨が降り続く中、登りもヤケクソのペースを維持しつつ、9時50分に 104kmの第3エイドに到着。100kmを13時間50分、いつのまにか、目標にしていたサブ14は達成されていた。