メチロンのトレラン日記

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Garmin Fenix 5 Plus シリーズ発表

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Sunnto 9 につづき、Garmin からも新機種が発表されました。

以前から、Fenix 6の噂はありましたが、『音楽プレイヤー』『タッチ決済』『標高つき地形図』を加えた、「Fenix 5 Plus」になっています。

以下、どのように変更がなされたのか?の紹介となります。

モデルと価格

実勢価格 5X Plus  117,000~(前月比:ー)
実勢価格 5 Plus   86,000~(前月比:ー)
実勢価格 5S Plus  81,000~(前月比:ー)


拡張された新機能

ここでは注目点にフォーカスしていくことにして、細かいスペックについては、公式サイトを御覧ください(→こちら


地図

これまで、最上位モデルの5Xだけに搭載されていた、16GBのメモリが、5S / S / 5X の全てに 搭載され、高度情報とルート情報を持った『フルカラーTOPOマッピング』がプリインストールされました。カタログ上では、「国土地理院地形図」「詳細道路地図」がプリロードされるとしています。

この TOPO(地形図)内蔵によって、高度情報がより正確に補正され、ルート探索もできるようになりました。Edge 1030 から採用された『人気のヒートマップ』に対応し、ルートチョイスの幅も広くなっているようです。

さらに、ClimbPro という新機能では、探索したルートの高低図が表示され、いまどこにいるのかを、リアルタイムで示すことができます。登山やトレランで使えそうです。

地形図の内蔵により、スマホのバッテリーを気にしながら、地図をチェックするのが減るかもしれません。


音楽プレイヤー

内蔵メモリの容量拡大の恩恵もあり、BlueTooth 音楽プレイヤーとして、スマホ不要で音楽を再生することができます。

バッテリー持続が最大の 5X Plus であれば、GPS + 音楽再生+光学心拍計 の条件で、最大11時間の再生が可能となっており、ウルトラマラソンにも対応できる長さです。

音楽再生については、先行販売された Garmin ForeAthlete 645 MUSIC と同じなので、別記事にまとめています(→こちら


Garmin Pay

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また、クレジットカードを登録することで、時計によるタッチ決済(NFC決済・非接触型決済)も可能になりました。

現在のところ、対応してるカードは『三菱UFJ VISA デビット』のみであること、コンビニ等へのVISAのタッチ式の導入が遅れていることから、まだ選択肢は限られている状況です。

こちらも、先行販売されている、Garmin ForeAthlete 645 MUSIC と同じなので、別記事にまとめています(→こちら


GNSSチップの更新

GPS(米国)、GLONASS(ロシア)、みちびき(日本)につづき、欧州の「Galireo」もサポートされました。

ただし、併用される場合でも計測のメインはGPSで、GPS衛星が不足する場合に限り、補助的に使われるようです。つまり、さらに精度を向上させるものではない。

UTMBなどの欧州系のトレイルレースでは、精度の低下が防げるかもしれません。

ただし、GLONASS+Galireo のような設定はできないようです。


パルスオキシメーター(5X plus)

米国モデル では 5X plus に 血中酸素濃度を測る新機能が追加されています。

精度や使いみちは未知数ですが、登山だけでなく、ワークアウト中の血中酸素濃度を追いかけることができるかもしれません。

ただし、このブログの時点では、日本語版への実装は未定です。


バッテリー持続の延長(5X plus)

ケースが一回り大きな 5X Plus のみ、バッテリー容量も拡大されています。

高精度GPS+光学式HR の使用で 約30時間、准精度のUltraTrak+光学式HRで最大64時間となっています。


ウォッチ間で数値を同期する Physio TrueUp

これまで、複数の時計を使い分けてるケースでは、運動時間の合計、カロリー、VO2max、最低心拍数やストレスの値が、それぞれに分散されていたのが、ユーザーの悩みでした。

新機能である、Physio TrueUp は、所有のGARMINデバイス間で、これらの値を共有するのを目標としています。

このアップデートは旧機種にも順次行われ、サイクルコンピュータの Edgeシリーズにも対応するため、運動消費カロリーやトレーニングステータスも、ラン、バイク、スイムを反映したものとなり、すべてのデバイスで同じ数値が表示されるようになる予定です。


疑問点

GNSS(GPS)精度が低くログが乱れる

初期出荷のファームウェア(Ver.3.1.0)は、一部でGNSS精度の乱れ、ANT+センサーの接続不良がみられるようです。

Fenix 5 / FA935 から 内部レイアウトを変更したことによるものですが、アルゴリズム自体は Fenix 5 / FA935 から変更はないので、アップデートで改善されると思います。

7月20日リリースの Ver.3.2.0 で改善がみられるようなので、不具合を感じたらバージョンアップを試してみてください。

英語版は Ver.3.5.3 まで進んでますが、Garmin の場合、各言語ごとにローカライズするため、本国とのリリースに時間差が出てきてしまいます。

慌てて購入する必要のない方は、安定報告を待ってからでもよいかと思います。


パルスオキシメーターは日本モデルに搭載される?

日本モデルのガイドブックには、本機能は記載されていないため、メーカーに確認しました。

やはり、医療機器に該当するため、現時点では実装する予定はない、との回答をいただきました。


世界の地形図は入ってる?

入ってません。以前より、Garmin の場合、エリアごとに地図を購入するスタイルになっています。

www.garmin.co.jp


そのため、並行輸入モデルを購入する際には、どこのエリアの地図がプリインストールされているか?を確認する必要があります。


サイズや重量は?

モデルによって異なります。

5Sがもっとも小型となり、ケースサイズは ForeAthlete 645/MUSIC と同じ、42.5mm で 69g

5は、ForeAthlete 935 等と同じ 47mmで、チタンモデル76g~通常モデル87g

5Xはかなり大きく、51ミリとなり、重量も88~96gと、腕が細い人は試着がベスト。腕へのフィットは、光学式HRの精度に大きく影響するので、光学式のメイン使用を考えてる人は、要注意ポイントです。

以下、ForeAthlete 935 の装着の様子です(無印5と同サイズの47mm)

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外部センサーのデータ欠落は改善したのか

Fenix 5 において、心拍ベルトやPod類のデータが、ときどき欠落するという現象がありました。

5Plus では、内部のレイアウトが見直され、GNSSを含め、アンテナの位置が改善されています。

そのため、欠落はだいぶ減ったようですが、Plus でも 欠落することがある、という報告が、Forumなどで見られます。

例えば、時計をザックにつけている、時計を左 / Pod を右足 に装着している場合など、センサーが対角線で隠れるタイミングがある、といったケースが共通するようです。


なので、データの欠落が目立つようでしたら、ファームウェアをアップデートの上で、装着位置も見直してみてください。

なお、この現象は、同一の基盤を使用してるにもかかわらず、樹脂ボディーを採用しているForeAthlete 935 では見られないため、ベゼルやケースに使われている金属が、受信感度に影響を与えているのではないか、と言われています。

どうしてもデータ欠落が困る、というのであれば、ボディーが軽めで、実売価格も安めの ForeAthlete 935 も 検討する価値があります。外装が軽量化されただけで、使用時間も同じ、使えるセンサー等もまったく同じです。

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並行輸入のメリット・デメリットは

以下の理由で、おすすめしません。

  • ハードウェア・ソフトウェアが国内モデルと異なる可能性がある

  • 日本代理店でのサポートが受けられない (販売元・US本社で行う必要→こちら

  • プリインストール地図が、日本のものではない


ただ、パルスオキシメーター機能をどうしても使ってみたい!という場合、リスクを承知のうえで、チャレンジするのも面白いと思います。


Fenix 5 ユーザは買い換える必要なし?

「Plus」された、地図や音楽機能、NFC決済が必要かどうか?です。基本的なスポーツモードや、設定画面に変更はありません。

パルスオキシも搭載の予定がないようなので、5Xの魅力は、バッテリー持続の長さだけになっています。


FA645 MUSIC との違いは?

いちばん大きな違いは、バッテリーの持続時間、そして重量です。

FA645 MUSIC は、42mm小型ケース採用で 重量は42g。バッテリー持続は、GPS+WristHR+音楽 で 約5時間

もう一方の fenix は、最小・最軽量の 5S Plus で比較すると、ケースサイズが同じでも、重量は 69g、持続時間は GPS+WristHR+音楽 で 約4時間と、645MUSICよりも、重くて短いです。

腕の細い人、女性だと、47mmモデル(fenix 5 plus)でも大きく、重く感じると思うので、試着してみたいところです。

性能面でも、バイクパワー計への対応があるか無いかぐらいの違いしかないので、アウトドア的なルックスにこだわりがなく、ジョギング~マラソンユーズまでなら、実売価でも数万円安い、645MUSICも検討する価値が十分にあると思います。

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ライバル機との比較

同時期に、Suuto から Suunto 9 Baro も発表されました。

Fenix 5 Plus と、Suunto 9 Baro を比べると、両社の姿勢が現れています。

音楽や地図、人気のヒートマップなど、モチベーションをアップさせる工夫がされており、最新ガジェットを、意欲的に搭載してくるのが ガーミンのコンセプト。

一方、ABCウォッチとしての信頼性・堅牢性を再重視しているのが スントのコンセプト。

新しい技術をどんどん試してみたい!という人はガーミンが楽しめて、あるていど確立された技術しか使わないよ、という人はスントが安心できると思います。


Suunto 9 Baro については、別記事で紹介しているので、よろしければ比較してみてください。 live-simply.hatenadiary.jp





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