OMM JAPAN 2017 Nobeyama Kogen 準備編 その1 スリーピングシステム
OMMの準備、進んでますか?
10月31日の朝はいちだんと冷え込み、野辺山ではマイナス6.1℃を記録して、全国トップだったとか。
寒そう
一睡もできないかもしれない
そこで、気象庁のランキングを調べてみたところ・・・
ここ10年で1番寒かった10月は、2015年
マイナス6.3℃ !!
10月でこれですからね、、、
11月にもなれば、マイナス5℃なんて当たり前かもしれません。
安眠できる装備を真面目に考える必要がある!
マット
寒さ対策で重要なのは、実はマットです。
体温は、水や地面に逃げやすいんです。
気温が15℃なら、まだダウンは要らないでしょう。
だけど同じ15℃でも、海なら、ウェットスーツが必要になりますよね。
というわけで、雪山でも使えるマットを持って行きます。
サーマレスト NeoAir™ XTherm™(ネオエアー)
4枚の遮熱板で、マット内の空気対流を抑えるので、ふつのエアマットよりも、さらに保温効果が高いんですね。
120cm で 276g と軽量コンパクトなのですが、残念ながら、この120cmサイズは廃盤です。
とはいえ、レギュラーサイズでもクラス最軽量です。
寝袋のパワーアップを検討する前に、マットを見直すのも良いかもしれません。
ニーモ テンサー インシュレーテッド
しかし、どうしても軽さにこだわりたいのなら、Nemo の Tensor Insulated 20S がおすすめです。
プリマロフトと、熱を反射する構造で、体温が逃げるのを防ぎます。
120cmで265g、収納サイズも20cm*直径7cmと軽量コンパクトです。
キーワードは「熱は地面に逃げやすい」です。
寝袋(スリーピングバッグ)
その次は、寝袋です。
表彰台を狙っているような方は、おそらくダウン量180gぐらいの夏用シュラフではないでしょうか。
凍死することはないでしょうが、寒くて寝られないと思います。
とりあえずぼくは嫌です。
ナンガ ミニマリズム250
そこで、ナンガのミニマリズム250を買ってきました。
ダウン量250gで、パックウェイトは442gと、超軽量です。
実際に使った保温性は、モンベルの#3弱、ナンガのUDD280相当と感じました。
モンベルのダウンハガー900 #5 が、387gです。
このすごさを伝えたくて、表にしてみました。
機種名 | 重量 パック込 |
パックサイズ |
---|---|---|
ミニマリズム180 | 325g | φ13×20cm |
ダウンハガー900 #5 | 387g | φ12×24cm |
ミニマリズム250 | 442g | φ13×25cm |
ダウンハガー900 #3 | 540g | φ13×26cm |
ナンガUDD280 | 550g | φ13×20cm |
テントや防寒具、マットの組み合わせで、最軽量の180を選択しても面白そうです。
しかし、ミニマリズムには大きな欠点があります。
入り口がとても狭い!!
開口部は100cm。直径でいえば、30cmの円です。
通販で買うときは、肩幅や腹囲をよく確認してくださいね!
シュラフカバー
念のためのシュラフカバーも、保温に使えます。
というか必携品なので、使わないと重くなるだけ損です。
ただし、使うことを前提にするなら、透湿性は必須です。
とはいえ、ゴアテックスのような高級品は、OMMに持っていく気がしませんよね。
SOL エスケープ ライト ビビィ
なので、ぼくは、ゴアなんかの半額以下で買える、SOLのエスケープにしてます。
素材がタイベックなので、結露しません。重量もゴアより軽い150gです。
使い捨てのように見えますが、何回も繰り返して使えてるので、かなり経済的。
SOL ヒートシート エマージェンシー ビビィ
たとえば化繊シュラフで結露の心配がなく、保温目的にも使う予定はない。
むしろVBL最強!
という方には、寝袋型のサバイバルブランケットがあります。
さらにコンパクトですが、結露しやすく、使い捨てなので、おすすめはしません。
ウェアリング
あとは、ウェアリングで対応します。
当日の天候しだいなので、まだ確定はしてません。
予備の衣類やレインウェアまで着込めば、マイナス10℃ぐらいまでは耐えられるんじゃないでしょうかね、、、
まとめ
MYOG(自作)なら、さらに優れたギアもあると思いますが、今からでは間に合わないでしょう。
なので、お金で解決できる範囲の、最高スペックをご紹介いたしました。
おだやかな天気でありますように!!
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