OMM JAPAN 2017 Nobeyama Kogen 準備編 その2 食料と調理器具
OMMの準備、進んでますか?
とりあえず、寒さ対策はばっちり?のスリーピングセットを整えたので、次は食料を検討してみました。
このエントリーでは、食料と調理器具、そして氷点下でありがちなガスのトラブルを紹介しています。
気象の状況
概況
天気JPと、ウェザーニューズを確認してみました。
tenki.jp
weather news
金曜日あたりに、天気が崩れ、回復とともに冬型になるタイミングのようです。
変化の前後を含め、まぁ、OMMらしい天気になりそうですね。
食事
寒そうなので、温かいものを主食にします。
2食とも、カップラーメンBIG。
もっともカロリーが高く、温まりそうなカレー味を選びました。
ひとつ588kcalです。
チリトマトも身体が温まりそうですね。
これでは足りないので、食べた後のスープを活かすことにしました。
ビバークレーション
これは、お湯にいれて2分で食べられる優れもの。
カップヌードルの麺を食べたあとのスープに入れます。
1つ350kcalぐらいはありそうなので、1食あたり900kcalが確保できます。
予備の食料や行動食を含めて、2500kcal/750g ほどになりました。
ビバークレーションのみにして、さらに軽量コンパクト化するのも面白いかもしれません。
調理器具
食器は、カップラーメンのカップです。
ビッグの容器でも19gと軽量です。
フリーズドライのメリットは、お湯さえ沸けばいい所にあります。
チタンマグポット
それにより、安心して軽量なチタンポットを使うことができます。
チタンで調理すると、焦げ付きやすいですからね。そして取れない。不快。
丈夫で使いやすい、エバニューのチタンマグポット500ccを使ってます。
フタありで74g、フタを外せば 55gになります。
この500ccは、ふだんの山行でも使いやすいサイズで、カップラーメンBIGのお湯(390cc)が沸かせ、110gのガス缶を収納できます。
ガス
見落としがちですが、ここ重要!
厳冬用のガスは、低温でも気化できるプロパンガスも封入されています。
いわゆる、プロイソガス、というものです。
しかしプロイソには氷点下で使用すると、液体のブタンガスは残されたまま、気化しやすいプロパンガスだけが燃えてしまうという罠があります。
「去年のガスが残ってる、まだ使おう。」
いいでしょう。だけどそれは、すでに厳冬用のプロイソではなく、中身がブタンだけのレギュラーガスに変身してるかもしれませんよ?
なぜ詳しいか。
去年のOMMで、これをやらかしまして、気化熱で凍っていく缶を、かわるがわる手で温め続けましたから!
氷点下の予報なら、新品のプロイソガスを持っていって下さいね!
バーナー
今回のバーナーは、ペアの持つ、イワタニプリムスのP-153を使います。
が、もし新規で買うなら、低温でも安定して燃焼できる、サーモレギュレーターを内蔵したモデルを選びます。
これらのレギュレータストーブは、前述したガス圧が低下するトラブルを、軽減する機能を持っています。
SOTO マイクロレギュレーターストーブ
例えば、SOTO の マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターは、風防と3本ゴトク、マイクロレギュレータを装備しています。
そのため、20℃でも−5℃でも、ほぼ変わらない燃焼を実現できるとのことです。
それでいて、イワタニプリムスの名作、P-153の110gをはるかに下回る、67gを達成してるのですから、OMMに持って行きたくなります。
ジェットボイル MicroMo
おなじみジェットボイルも、レギュレータストーブ、さらにヒートスプレッダも採用しているため、とても湧くまでが早いです。
500ccを沸騰させるのに2分少々なので、おそらく最速だと思います。
アルミ製のカップなので、チタンで組むよりは、すこしだけ重くなりますが、使い勝手は最高でしょう。
OMMやファストパッキングでは、800ccモデルの MiroMoが使いやすいのではないでしょうか。
まとめ
氷点下5℃ともなると、朝には水場が凍っているかもしれません。
前日のうちに水を確保しておくとか、ガス缶や水は、寝袋の中にいれて就寝する、といった工夫も必要になってきます。
はたしてこの記事が杞憂に終わりますように!!
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