メチロンのトレラン日記

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Garmin、長時間モデルの Enduroを発表。

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Garmin より、トレイル向け長時間モデルが発表されました。

Fenix 6 シリーズの中で最長時間のモデルという位置づけになってます。

国内発売、UTMF2021に間に合うかな?


一言でいうと:


Fenix 6X Solar の 最も安いモデル

Garmin の 腕時計のなかで、最長の稼働時間となるモデル

です。



要点

ベースモデルは、Fenix 6X ソーラー。

カタログスペック上、GPSモードで70時間近く。ソーラー補助で最長80時間となります。


一方、バッテリーサイズを拡大するため、以下のハードが削除されています。


  • メモリサイズの縮小

  • Wi-Fiユニットの削除

  • 音楽再生ユニットの削除


そのため、


  • 地形図の削除

  • 音楽再生機能カット

  • ゴルフ支援などの機能を削除


となり、トレイルに向いた以下の新機能が強化。


  • 画面外周部にソーラーパネルを配置

  • エイド用ポーズ

  • トレイルモードのVO2max測定

  • ClimbProの機能強化


とにかくバッテリーを大きくするため、トレイルに不要なハードを削った Fenix 6X ということです。

ソーラーによる補助効果は、

このため、ウルトラトレイル専用モデルと考えてよいでしょう。



スペック

ベースモデル Fenix 6X
重量 72g
サイズ 51mm * 51mm * 15mm
Fenix 6Xと同サイズ
画面 1.4インチ/280*280ピクセル
バッテリー GPSモードで70時間+
ソーラー補助で80時間
新機能 ソーラーパネル
トレイル用VO2測定
エイド用ポーズ機能
PacePro&ClimbPro
削除 地形図
音楽
Wifi接続
ゴルフ等の機能

注意点

良さそうに見えますが、いくつか注意点もあります。


  • サイズがFenix 6X と大きめ

  • 重量が72gと重め

  • Fenix 6 「Pro」 シリーズではない

  • 地形図を持たない

  • 約800米ドル とお高め


となり、ハードとしては、一世代まえの Fenix 6X Solar エコノミーモデルが、はたして日本円でいくらになるか、の値付け次第で評価が分かれそうです。



まとめ

Fenix 6Xの大きいサイズであること、Proではない方のFenix 6であること、マップ等の機能を持たない点が問題なければ、ウルトラトレイルには向いてる時計です。

しかし、新世代の 6X Pro が 実売で 2万円ぐらいしか変わらず、ここまでの金額が出せるならもうもうひと押ししてもいいと個人的には思います。その分、製品寿命が長いので・・・。




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