メチロンのトレラン日記

データオタクの損か得かで考える雑な薬剤師がトレランするブログ

不調のGarmin、リセットする前に、試しておきたいこと

GPSウォッチの反応が鈍くなった、同期が終わらない、時間がかかる、エラーがでる。

つい完全リセットをしたくなりますが、トレーニング画面や設定もぜんぶ消えてしまいます。

ここでは、完全リセットをする前に、確認しておきたい対策をまとめておきます。


ファームウェアのアップデートを行う

異常が起きたら、最新のファームウェアが出ていないか確認します。

PC接続の Garmin Express が確実。

アップデート前には、必ずアクティビティ(ワークアウト記録)を同期しておいてください。


945のバッテリー持続を長くする

ある程度、設定で減らすことが可能。 上から、試す価値の高いと思われる順です。


  1. バックライト設定(設定>システム>バックライト)
    日常とアクティビティ中に分けて、それぞれ設定が変えられます
    ジェスチャーは、時計を見る動作をしたときにONにする設定、これをOFFに
    バックライトの点灯時間は最短、輝度は5%(最小)にしても気になりません

  2. スマホとのBluetooth接続を止める
    Garmin Connect や、スマホ通知のため、常に通信が行われてます。これを抑えるだけでも省電力化できます

    スマホ側で Bluetooth を OFFにする、または
    電源(ライト長押し)>スマホ接続から 完全にOFFすることもできます

    また、Bluetoothを切りたくない場合は、スマホの通知センターで不要な通知をしないようにすると良いです。

  3. ウオッチフェイスを変えてみる(設定>ウォッチフェイス)
    液晶は、表示が変化するときに電池を消費します
    毎秒ごとに更新されない表示を使ってみてください
    (例:秒針のないアナログウォッチフェイスなど)

  4. 光学式リストHRを停止する(設定>光学式心拍計>ステータス>OFF)
    光学式をOFFにし、アクティビティ中はベルト式センサーを使う

    ただし、活動量計としてのカロリー計算やBodyBatteryの機能も止まります
    245,945からの新光学式は消費電力が低めなので、ベルト式と大差ないかもしれません

  5. UltraTrac モードを使う(アクティビティ内設定>GPS>UltraTrack)
    GNSS衛星の受信を減らす設定で、アクティビティ中の消費電力が大きく減ります
    ただし精度は低下し、山岳部での軌跡の乱れが記録されたり、とくにペースや速度のリアルタイム表示は信頼できなくなります
    Glonass, Galileoの併用はおすすめしません(消費電力の割に、日本では精度が向上しません)

  6. スマートレコーディングにする(設定>システム>データ記録>スマート)
    毎秒だとメモリアクセス回数が増えるため、消費電力が増えます
    毎秒記録にする場合は、記録容量がいっぱいになりやすい点にも注意

バッテリー残量の表示がおかしい

急に減ってたり、逆になかなか減らない、というように表示が安定しない・信用できない場合。

いちど、完全に使い切ってみてから、一気に満充電してみてください(電源が落ちる または 5%以下まで使用する)。


新品の購入直後や、マスターリセット後に起きやすく、電力の使用量カウンタが初期化されたことによります。

買ったばかりのスマホや、OSアップデート直後でも経験あるのではないでしょうか。


ForeAthlete 945 、購入直後にこの現象がありましたが、これで正常に。

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放電後の Garmin 945 を満充電した際

電力チェッカーで測ったところ、充電中に100%表示になっても、完全に充電が終了しているわけではないようです。

その後、2〜30分ぐらいは微弱電流の供給が続き、完全な充電状態に至ります(押し込み充電)。

945の場合、この状態になるまで1時間20分かかり、約 1,500mWh の電池容量で、iPhone XS(10.13Wh)の約 6分の1 ということが分かりました。

大切なレースの直前などは、100%になってもしばらく押し込んで置きましょう(リチウムイオンのヘッドライトも同様です)。


充電できない、同期されない

まず、時計うらのコネクタが汚れている可能性が高いです。

見た目はきれいでも、汗による塩分が悪さをしていることがあります。

消毒用アルコールで拭く、もしくは、時計全体を中性洗剤で洗い、乾燥してから試してみてください。

予防のための、防護キャップがあります。


それでも充電できないようなら、ケーブルの劣化が考えられます(パソコンや充電器に異常がない場合)。

安価な 3rdパーティ製のケーブルは、1本持っておいて損はありません。純正より長いものが多く、使いやすい。

レース遠征セットに入れておけば、持ち忘れの心配もありません。


ディスク容量がいっぱいになってないか

データは毎日同期させてるのに「容量がいっぱいです」が繰り返し表示され、大切なレースの記録が残せなかった

最近、スマホの同期がやたら遅くなった、うまく同期できない

これは、消えるべきデータが削除されてないことで起こります。


USBケーブルでパソコンに接続します。

未同期のアクティビティがあれば、同期させておきます。

以下のフォルダがいっぱいになっていないか、確認してください。


  • F: > Garmin > Activity


Activity フォルダに移動し、中身を全選択して、削除します。


ゴミ箱に注意

パソコンにつなぐと、勝手に「ゴミ箱」が作成されてる場合があります。

隠しフォルダなので、見えるようにします。

(隠しフォルダの表示方法:Windowsの場合 Macの場合


  • F: > $Recyle.bin (Windowsに接続してる場合)

  • F: > .Trash (Macに接続してる場合)


これらのフォルダに移動し、中身を削除して下さい。ゴミ箱フォルダごと削除しても支障はありません。


容量ツールで確認する

Windowsなら、Diskinfo3 というアプリを使うと、なにが圧迫してるのかを見つけやすいです。

例えば、Garmin ForeAthlete 935 は、記憶容量が64MB です。

Diskinfo3で見ると、

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約1ヶ月分の削除されてないアクティビティだけで、容量の1/3を占めていることがわかります。

パソコンに接続して使ってると、なにかの拍子で、これらのアクティビティが「ゴミ箱」に移動されることがあります。

このゴミ箱に入ったファイルについては、時計は自動的にクリアーしてくれません。

なので、ゴミ箱が圧迫してたら、上記の方法で削除してください。

http://www.rakuchinn.jp/diskinfo.htmlwww.rakuchinn.jp


トレラン中に画面が白黒反転する

走ってるとき、画面がとつぜん白黒反転する場合です。

トレーニングページを切り替えても、すぐ反転画面に戻るケース。

これは、「自動クライム」「オートクライム」という機能で、故障ではありません。

坂を登り始めると、標高をみやすい画面に自動で切り替わる機能です。


オフにするには、


  • アクティビティをスタートする画面で「トレイルラン」

  • 左真ん中(UP)ボタンで「トレイルラン設定」を選ぶ

  • スクロールしていくと「自動クライム」があるのでOFF


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これ、あとから追加された機能なので、説明書には詳しく書かれてない機種があります。


TrainingPeaksアプリ等でワークアウトが表示されなくなった

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ワークアウトは、最大で25件までしかダウンロードできないのが原因です。

例えば、サードパーティ製の管理ソフトを使っていて、ある日から突然、構造化ワークアウトがダウンロードできなくなる症状です。

CIQアプリからはファイルを削除することができないため、定期的に使い終わったワークアウトを削除する必要があります。


PC接続&充電時に、パソコンから削除すると楽です。

方法は、使い終わったアクティビティのときと同じで、


  • F: > Garmin > Workouts


Workouts フォルダに移動し、中身を全選択して、削除します。



治らない場合

改善しない場合には、リセットを試してみて下さい。

live-simply.hatenadiary.jp