OMM JAPAN 信濃大町、ストレートロングクラスを完走できました。
昨年はストレートロングを完走できなかったため、今年も挑戦。
3年目の今年は、OMMらしからぬ好天に恵まれラッキーだった。
今回は軽量化にも気を使い、歩荷トレーニングも取り入れた。
OMM JAPAN Shinano Omachi
日時:2016年11月12日・13日
場所:長野県大町市・木崎湖周辺(キャンプ地:中山高原キャンプ場)
クラス:ストレートロング
結果
1日目:7時間58分28秒(41位/完走57組)
2日目:6時間21分29秒(40位/完走73組)
総合:14時間19分57秒(39位/完走56組)
明け方はマイナス3−4℃まで冷え込み、日中は10℃をかるく超えるという寒暖差の激しい天候で、秋山らしい装備チョイスの難しさがあった。
ルート詳細は以下:
個人装備
キャンプ装備を背負っていき、一泊するのがOMMらしいところでもある。
今回は、軽量化にもかなりこだわった。
Packing
- Classic 25(OMM)
Sleeping
- エマージェンシードーム(ヘリテイジ)
- Escape Lite Vivy(SOL)
- NeoAir Xthrem 120cm(Tharm-a-rest)
- ダウンハガー900 #5(mont-bell)
Wearing
- (帽子) Capilene Beanie(Patagonia)
- (ベース)スキンメッシュノースリーブ(finetrack)
- (ベース)Phase LS ロングT(Arcteryx)
- (ベース)Capilene2 brief(Patagonia)
- (シェル)Insendo Jacket(Arcteryx)
- (パンツ)トリムパンツ(trimtex)
- (靴下)DS636(Dexshell)
(シューズ)Akasha(La Sprtiva)
(予備)Capilene 4 Zip Neck(Patagonia) ※予備ベースレイヤ
- (予備)メリノMWタイツ(mont-bell) ※予備タイツ
- (予備)DS634(Dexshell) ※予備靴下
Cooking(パートナー所有)
- P-153(イワタニプリムス)
- EPI 110gガス
- チタンマグ500ml(Evernew)
Emargency
- ストライクトレイルフーディー(TNF)※レインウェア
- ストライクトレイルパンツ(TNF)※レインウェア
- 救急セット(熊鈴・笛・応急処置)
食料
- カップヌードルBIG(カレー味)*2
- アルファ米100g(尾西)*2
- アスリチューン(行動食)*8
- トップスピード、Vespa hyper、ミネラルタブ
- Sawyer mini(携帯浄水器)
装備の検証
前日に、好天予報となり気温の上昇が予想されたので、装備を変更。
テント:Blaze 2P(NEMO)→エマージェンシードーム(ヘリテイジ) 400g軽量化
水:スタート1リットル+浄水器で対応
日中は10℃を軽く超え、トリムパンツ(長ズボン)では暑かった。短パン+薄手フード、またはタイツの方が良かったかもしれない。
明け方は−3〜4℃まで冷え込んだにも関わらず、上記装備で安眠できた。
Blazeより密閉性の高いエマージェンシードームだったので上記装備ではすこし暑かった。
前泊
鹿島槍スポーツヴィレッジに前泊。
朝・夕食付きで、イベントやショップが併設されていた。
好天予報にあわせて装備を組み替えやすかったのは、前泊するメリットの一つと感じた。
結果と課題
なんとか完走できたので、「山の総合力」は 無いとは云えない、と思う。
ただ、ラッキーなことに好天だったわけで、これが昨年のような荒天だったらどうだっただろうか。
贅沢を言えば、完走者の半分より上を目指したいところです。
- (読図) CPじたいは見つけやすかったが、つなぐルートチョイスの難度は高いと感じた。
- (読図)累積標高 vs 距離 のリスクリワードの見積もりがまだ甘い
- (読図)直進に自信がなく、易きに流れて遠回りをする傾向がある
- (装備)レギュラーガスは氷点下の冷え込みにより、朝の湯沸かしに支障がでた。
- (装備)テント外に放置した水筒・浄水器が凍結(浄水器は破損)。
- (走力)完走はできたものの、昨年のような悪条件ではどうだっただろうか。
装備は足し算ではなく、環境や走力に合わせたシステム全体で考えるべきだと感じる。 年々、レベルが上がり、ちょっとぐらいの走力で押し切るのはそろそろ無理だと感じられるOMMだけれど、今後もストレートにこだわりたいと思う。