湘南国際マラソン、25kmへ短縮を発表。これについて考察。
Apple Event, M1チップの新型PCの発表。脱インテル路線へ。
続いて、Mac OS、Big Sur発表。Polar Flowはじめ、一部の通信ソフトが未対応です。
ニュース
先週の動き
Stryd, Black Friday 20%OFF(今週)
Apple Event(11/11)
apple Mac OS Update Big Sur(11/14)
湘南国際マラソン、25kmでの開催を発表(11/13)
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Apple Event(11/11)
新プロセッサ M1 採用の Mac が発表に。
MacBook Air 、MacBook Pro 、Mac mini の 3機種。
Apple, Mac OS Big Sur 発表(11/14)
新しいMac OSも発表に。
アップルシリコン、インテル両対応となり、アプリサイズが肥大している点には注意。
また、ネットワーク周りに変更が加えられたため、通信を行うアプリに未対応のものが見られます。
ガジェット周りでは、現時点で Polar Flow が未対応。Garmin ExpressはOK。他社も未対応があるかも知れません。
What are the technical requirements for using Polar FlowSync software? | Polar Global
対応が行われるまでは、スマホアプリでの同期が無難です。
湘南国際マラソン、25kmでの短縮開催を発表(11/13)
12月10日を待たず、突然の発表に驚きました。
新型コロナウイルス感染状況に対応した「開催種目25kmへの変更」について 第15回湘南国際マラソン
これについて考察を述べます。
”見通しが甘いのではないか” 等の意見が SNS でも見られますが、そうは思いません。
もともと、【感染状況が8月28日時点より好転していること】が開催条件の一つであり、エントリー時にも皆さんが同意した項目でした。
個人的には、その4条件の中でもっとも厳しいと思うのが、3番の「神奈川県の医療状況が逼迫していないこと」という項目。
11月に入っての急激な冷え込みもあり、コロナの感染状況は全国的に急拡大。
11月14日現在の神奈川県の病床使用数は、夏の第2波を超え、春の第1波に迫る勢いで、下のグラフからもわかるように、11月13日の時点で8月のピークをすでに超えています。
マラソンは、大会中に突然の事故や怪我が発生する可能性があり、後方支援病院へスムーズに移送できる体制が整っていなければ、参加者の安全を確保することは難しい。
日本国内において、大会中の心肺停止だけに限っても、20年間に127名の発生があったとされています。
マラソンブームに医師が警告!いま中高年を襲う「突然死」のリスク(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
つまり、感染状況が急激に悪化した現時点では、安全に開催するためには、最長でも25kmが限界、という判断になったと思われます。
一方、条件4の18,000人の参加者は集まりましたが、道路使用許可の条件である6時間ほどの間に、ディスタンスを保ちながらウェーブスタートを含めて全員を通せるのか。さらに国による大規模イベント規制(5,000人)が発出された場合には、どうなるのかは不明です。公共交通機関の減便や、周辺の宿泊施設が軽症者の宿泊施設に転換されるなどの状況逼迫にも、不透明さがあります。
そのため、今より状況が悪化した場合に備え、20kmへの短縮や、さらに中止を視野に含めた準備も、並行作業として発生するのではないでしょうか。
条件2の自治体の許可については、しげさんの考察も参考になります。
湘南国際マラソンがフルマラソンから25kmに変更!その理由を推定してみた | 月間走行距離なんて知りません
参加者としては、1)25kmの開催をどのように楽しむのか、2)県境をこえる移動自粛が発出された場合、3)中止になったら今シーズンの目標をどう設定しなおすか、等について、頭の体操をしつつ、事務局の判断を待つことになりそうです。
今後の動き
- (11/16) UTMF 一般エントリー開始
UTMF 一般エントリー開始(11/16〜)
優先受付が終わり、優先一般エントリー1457名、優先寄付エントリー64名。
残り枠を、一般エントリーで争うことに。
一般エントリーは、844名、寄付枠は35名。
狭き門に見えますが、エントリー資格を持っている方の数を考えると、1.6~1.8倍ぐらいじゃないかと予想しています(2倍は超えなそう)。
一方で、A)静岡県と山梨県にまたがる開催、B)5,000人に満たないもののイベント規模の大きさ、を考えると、コロナの状況によっては、1)通常、2)短縮など、3)延期、が考えられます。
今夏のトレイル大会開催状況をみるに、春は無理でも、秋への延期はあり得るかな?と期待してます。2年連続で中止になると、繰越枠だけでいっぱいになってしまうのでは・・と心配になってきます。
決して安いエントリー費用ではないので、いろいろ悩みどころですね、、、
ワークアウト
先週のサマリー
- ジョグ
- テンポ走 x 1
- インターバル 3*3min x1
- トレイル 20km x 1
マラソンシーズンに向けて、少しずつボリュームが戻りつつあります。
次週の予定
火曜日と金曜日に、高強度(テンポ)。
湘南国際にはエントリーしましたが、がんがんボリュームを上げていくような状況・・・ではありませんね。。。
おわりに・目標設定は柔軟に行こう!
やはり気になるコロナの感染状況。
湘南国際の最長でも25km化は、マラソン記録更新を狙う人にとって、残念となりました。
しかし、5kmやハーフのタイムがマラソンと強い相関があるように、25kmのタイムもマラソンと強い相関があります。
例えば、25kmを1時間43分28秒でフィニッシュ、つまり平均ペースで 4'08/km で走りきれれば、サブスリー相当の走力があることを確認することができます。
多くの方にとって、25kmは練習でも走ったことのある距離でしょうし、この厳しいであろう冬にしっかり練習を積めた証として、価値のある大会になるんじゃないかと思います。
無いものにこだわり続けるのではなく、目の前にあるものの価値を、柔軟に見直していきたいですね!
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