UTMFの一般エントリー開始。寄付枠エントリーしました。
Vantage V2のテストがてら、庄内緑地公園の20km大会を走ってきて、大会の距離が正確であることを確認しました。
ニュース
先週の動き
Stryd, Black Friday 20%OFF(今週)
UTMF, 一般エントリー受付開始(11/16~)
Garmin,ヘルスケア事業に本格参入と発表(11/17)
Polar, Flow 「探す」機能を廃止へ(11/18)
Garmin, Venu SQ 発表(11/19)
Stryd, Black Friday $20 OFF(今週)
Stryd の メルマガ読者に、$20 OFFのクーポンコードが届いています。
もし未登録の方は、今からメルマガ登録しても間に合うかもしれません。
UTMF, 一般エントリー受付開始(11/16~23)
UTMFの一般エントリーがスタート。
エントリーするにあたって、コロナの状況に悩みましたが、寄付枠にしました。
加齢による体力低下もあり、先に伸ばすメリットもあまり感じず、抽選で外れるとポイントの維持も大変ですし、少しでも早く参加しておきたかった。
最終的に、募集:863名のところ、1307名の応募となったため、約1.5倍(3人に2人が当選)。
コロナ再流行の影響が心配ですが、A)春には落ち着いて開催、B)秋に延期して開催、C)中止となり来年に持ち越し、が考えられ、このうち C なら2022の優先権は確定ですし、2020年夏のトレイルレース状況からみると、春〜秋の間は開催できる可能性は高いと感じます。
一方、感染状況が落ち着かない場合、1)大規模イベントの自粛、2)県を超えた移動の自粛、が考えられますが、UTMFは参加者数2,400名の、5,000人を超えない屋外イベントですから、対策が講じられていれば開催はできそうです。
ただし、県をまたぐ規制の状況によっては、山梨だけで行われたり、居住地によっては参加できない可能性は想定してます。
寄付枠の場合、短縮開催になると、例えば30kmになったら、めちゃくちゃ高額なトレイルレースになりそう。
Garmin,ヘルスケア事業に本格参入と発表(11/17)
Garminは、ヘルスケア事業に本格参入を発表しました。
ガーミン、ヘルスケア事業本格参入。「Garmin Health」開始 - Impress Watch
Vol.8 でも触れたように、Garmin はプラットフォームの統合化を進めており、認証された開発者であれば、同意のあるユーザーのデータにアクセスするのが容易になります。 Garmin Connect IQ 開発者イベント (10/14)
Garminは、フィットネスウォッチで巨大なシェアを持ち、次の目標は、ヘルスケアにおけるプラットフォーマーの座を確立することにあり、Apple Watchとのシェア争いに、今後の注目が集まりそうです。
Polar, Flow 「探す」機能を廃止へ(11/18)
「探す」(Explore)は、近くのルートやセグメントを見つけるための機能でした。
しかし、Strava や Kmoot に似た機能があり、Polarの場合も容易に時計と連携できるため、Polarとして提供する必要がなくなったと思われます。
ワークアウト
先週のサマリー
- ジョグ
- テンポ走 x 2
- ロング走(庄内緑地20km) 20km
PMC上で、ほぼ定常状態に。
Polar のランニングインデックスレポートも、安定して上昇したことが伺えます。
このぐらいを安定してキープできれば、開催が流動的でも、大会には対応できそうな感じ。
今週の予定
高強度が2回、火曜日のテンポ走10km 、金曜日 4*3min Z4 のインターバル。
ボリュームを増やしていきたいところですが、最近は舗装路による身体の消耗が無視できないと感じているので、これ以上、クロストレーニングを入れるしか無さそうです。
しばらくこのペースを安定的にこなせるよう、またフォームの効率を追求していきたいところ。
コラム・GPS(GNSS)と大会、どっちが正確なのか?
「大会が短かった!」「記録会が長かった!」と、GNSSウォッチ(GPS)の数値とのズレは、定期的に話題になります。
正解は、大会の計測が正確。ふだんから時計を使って練習をしてるので信頼してるのはわかりますが、大会の公表値が、公式の記録となります。
トラックがめっちゃ正確なのは言うまでもなく、公園や河川敷でのミニ大会も、かなり正確に計測されています。
Polar Vantage V2のテストも兼ねて、 第57回マラソントレーニング in 庄内緑地 20km の部に参加したので、測ってみました。
11月22日(日) 第57回 マラソントレーニング in 庄内緑地 | 名古屋のランニング情報サイト【nagorun.com】
この会場(庄内緑地公園サイクリングコース)は、GNSS(GPS)にとってかなり不利な環境で、コースの大半は上空を森に遮られており、カーブ中のトンネル、1周を2.5kmにするための折返し往復ゾーンもあり、20kmの部はこれを8周することになります。
結果 | 表示距離 |
---|---|
地形図 | 20.018km |
Stryd(footpod) | 19.88km |
Polar Vantage V2 | 19.67km |
2.5kmを8周。ログのスタート・ストップは、計測マットの上で行いました。
結果、ログから地形図で計算したものは、約18m長く出ていました。
日本陸上競技連盟競技規則では、コースの長さは種目の公式距離より短くてはだめで、0.1%を超えて長くてはならない、とされていますが、その基準をクリア。
トイレに寄ったり、コースの内周や外周を走ったりと、まちまちのライン取りの走りでしたが、20km に対して +18m 、誤差は +0.09% と、一般的な競技規則に照らしても、この大会の計測は問題のないクオリティだということが分かるでしょうか。
これに対し、GNSS(GPS)画面による【リアルタイム距離表示】【リアルタイムペース表示】には、主に、①サンプリングレートが1秒以下にならない、②コーナーをインカットする という、2つの精度低下があります。
これらは、ハイペースになるほど精度が低下しやすくなることを意味します(例えばキロ4なら1秒間に約4m進んでいる)。Garminの表示は、5秒/kmが最小分解能で表示されるのもそのため(それ以上の精度はリアルタイムに出せない)。
よって、カーブや折返しを繰り返すコースでは、(本コースのように)距離が短く計測されがちです。
その点を考慮すると、Polar Vantatge V2 の 330mほど足りないのは、かなり高精度であり、FootPod の Stryd は 120m足らずと、より正確。
GPSがフットポッドの精度を超えられないのは、数年前から変わっていません。
GPS Accuracy of Garmin, Polar, and other Running Watches - Fellrnr.com, Running tips
そのため、距離を正確に測りたいのであれば、フットポッドを用いて、陸上トラックでキャリブレーションしたものを用いるのがベスト、ということになります。
さいごに
コロナの感染状況は悪化してますが、マイペースで練習をがんばっていきましょう!
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