Suuntoから、この秋冬に予定されていた大型アップデートの第一弾が発表されました。
スノースポーツの強化と睡眠分析の追加が大きな柱で、さらに表示の改善や、データフィールドの充実、機能の安定化が図られています。
このエントリーでは、目立った改良点をピックアップしてみました。
スパルタンファミリー(Ultra,Sports, リストHR)が対象です。
アップデート通知は、購入時期により前後します。
ウォッチフェイスの追加
- 日の出・日の入り時刻
- 月齢
- バッテリー残量の%表示
- ストームアラームの追加
この辺りは Ambit 3にも実装されていましたが、地味に便利だった機能が加わりました。
ナビゲーション機能の強化
- ウェイポイントに近づくとアラートする機能の追加
- 到着予定時刻 または 推定所要時間の表示
- 次のウェイポイントまでの推定所要時間を表示
エクササイズフィールドの追加
- インターバル平均ペース
- 垂直速度
- 最大HR%表示
スキー・スノボが大幅に強化
スキー・スノボが強化されており、自動でカウントされると助かる項目が増えました。
- 滑走回数カウント
- 滑走距離、勾配、速度
- 滑走数、合計滑走距離、最長滑走距離、平均速度や最高速度、合計滑走時間
睡眠分析の追加
- サマリー
- 7日間の履歴
- 睡眠中の平均心拍(リストHRのみ)
先日発売された、Trainer にも実装されていた機能です。
現時点では、時計内での閲覧にとどまり、Webやアプリには転送されません。
その他の改善
Strydが、Foot-podとしてのペアリング時にも、パワー表示が可能に
トライアスリートには朗報です。
フットポッドとして登録することで、バイク側のパワー計と併用できるようになりました。
GPSのGoodモード時の挙動が修正
Good設定なのに、電池が急減する現象に見舞われていた方には朗報です。
Goodモードでは、電波が弱くなった時、内部で一時的にBestに切り替わるのですが、電波が改善してもGoodに戻らない現象が修正されました。
POD類の自動校正を無効にすることが可能に
データ同期の向上
Movescountアプリとの同期が改善されました。
その他、数多くのアップデート項目があります。
詳しくは、公式のリリースもご参照ください。 www.suunto.com
まとめ
今回アップデートにより、アンビット3に存在した機能が、ほとんど実装されました。
スノースポーツの強化は、冬を目前に、かなりうれしい方も多いのではないでしょうか。
しかし、ライフロガーとしての機能、たとえば睡眠分析や、HRV(心拍変動)に基づいたリカバリー分析は、まだ十分とは言えません。
GPS精度やバッテリー持続で差がつかなくなっている現在、ライフログ機能のさらなる充実が期待されています。
秋冬に予定されているアップデート状況について、お伝えしました。
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