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「もっとなっとく 使えるスポーツサイエンス」

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暑い日が多くなり、すでに脱水症状で苦しい思いをした人もあるでしょう。はたして暑さに抵抗力をつけることはできるのか?ということを調べていて、自分の経験と照らしても、納得のゆく説明がかかれていた本だったので、紹介したいと思います。

さまざまなスポーツにまつわる話題について、現在の科学で分かってきたことが、見開き2ページで簡潔にまとめられているので、自分自身のトレーニングやレースへの取り組みを再確認していく上でも、役に立つ一冊となるでしょう。

暑さに耐性をつけることは可能

今年の野辺山ウルトラマラソンでも、暑さに苦しめられた人は多いようで、完走率も50%付近と、数字の上からも、その厳しさがうかがえる結果でした。

わたしも昨年2016年の野辺山で、いくら水を飲んでも追いつかず、手足のしびれ、めまい、吐き気が悪化して、71kmでリタイアした記憶があります。

この本は、テーマ毎に見開きという構成になっていて、暑熱順化については「暑い環境下でも高いパフォーマンスを発揮する方法とは?」というトピックで記載されています。

そこでは、暑さへの抵抗性は、トレーニングによって獲得できることが示されています。

身体のメカニズムを通して、暑さに対してどのような反応が起こるのか、なにをすれば暑さへの抵抗力をつけることができるのか、と説明されてゆき、なるほどなぁ、と納得したのは、暑熱順化の条件が、具体的に示されていた部分でした。

例えば、

競技アスリートが暑熱環境で最適な運動パフォーマンスを発揮するためには、さらに日数が必要で、一般的には・・・中略

や、

暑熱順化を効果的なものにするためには、このように体温が・・・中略

とか、

アスリートが暑熱順化を行ううえで考慮しなければならないのは、運動強度と時間です。一般的には、、、中略、、、が用いられ

といったところです。高所への耐性がそうであるように、暑さへの対策も、それ用の練習が必要であることを示しています。

おそらく、多くのベテランランナーさんなら、この本が示している条件は、なるほどと納得されると思います。

また、せっかく獲得した暑熱耐性も、脱水症状を起こしてしまうことで、失われることも書かれています。

あれこれ手探りで試すより、あらかじめ達成すべき条件さえわかっていれば、トレーニングを効率的に行うことができ、それによるダメージは最小限に抑えることが可能です。

なにより大切なのは、自分自身の体得してきた経験が、科学的にも裏打ちされることで、行っているトレーニングが正しいと信じられることではないでしょうか。

さまざまな興味深いトピックス

他にも、ざっと見ただけで、

  • 持久運動とインターバルは、どちらが効果的?

  • 筋肉を鍛えるためには、筋肉を損傷させるトレーニングが有効化?

  • どのような睡眠が競技力向上につながるか?

  • 朝練習は持久力改善に効果があるのか?

  • パフォーマンスを整えるピーキング・テーパリングとは?

  • スポーツ選手は風を引きやすいって本当?

  • スポーツ選手はお腹をこわしやすいの?

  • たばこやアルコールはパフォーマンスや健康に影響をあたえるのか?

と、興味が惹かれるテーマが並んでいます。 さらに、巻末には、運動生理学の基礎知識がまとめられているので、トレーニングの知識を、科学的に、体系的に整理していく上で、手がかりとなる一冊です。

参考・引用文献まで記載されていれば、と思うところもありますが、そのレベルを求める人であれば、自分で探すことができるはずなので、読みやすさとコンパクトさを大切にした仕上がりは良いと感じました。



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