メチロンのトレラン日記

データオタクの損か得かで考える雑な薬剤師がトレランするブログ

GarminのFITログファイルを結合したり、異常値を取り除く方法

エイドやチェックポイントで、いったんログを保存したいことありますよね。

特に、ウルトラトレイル、ロングライドのとき。

だけど、ファイルが複数に分割しちゃうのは嫌、って葛藤もあります。

そこでこのエントリーでは、ログを一つにまとめる方法と、心拍数・パワーの異常値を取り除く方法をご紹介します。

必要なツール

FIT File Tools

FIT File Tools

結合する方法

たとえばこんなケースです。

例)ウルトラトレイルを、3分割で記録した。

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1.結合したいアクティビティを、オリジナルFIT形式でダウンロードする



2.FIT Combiner をクリックする f:id:live-simply:20180906065951p:plain:w480



3.画面下部のファイルボックスから結合したいファイルをすべてアップロードして、Goを押す f:id:live-simply:20180906070201p:plain:w480

4.Click here to download your file! を押してダウンロード  (Stravaに直接アップしたい人はStravaを押す)



5.完成したファイルをアップロードして、内容を確認する
確認終了したら、結合前のファイルを削除しても構いません。



心拍数・パワーの異常値を取り除く方法

心拍数の異常値は、心拍ベルトがずれたときに起こりやすいです。レインウェアを着脱したり、ザックの上げ下ろしなどです。

パワーの異常は、バイクの場合はビンディングが外れた時とか、ランの場合には転倒やぶつけたなどで、センサーに衝撃が加わった場合などです。


例)桁違いのパワー値が計測されている f:id:live-simply:20180906070813p:plain:w480
FTPが220Wのぼくは、10秒パワーが400Wも続きませんから、400W超えは異常値として取り除くことにします。



1.修正したいアクティビティを、オリジナルFIT形式でダウンロードする



2.Peak Remover をクリックする f:id:live-simply:20180906071450p:plain:w480

3.画面下部のファイルボックスから修正したいファイルをアップロードして、Goを押す f:id:live-simply:20180906071842p:plain:w480

4.心拍またはパワーを選択し、カットしたい値を入力し、Goを押す

・心拍なら、自分の最大心拍数
・パワーなら、10秒パワーや60秒パワー

が基準にしやすいです。ワークの持続時間や強度、主観から、これは無いな、って以上を切ればいいです。



4.Click here to download your file! を押してダウンロード  (Stravaに直接アップしたい人はStravaを押す)



5.完成したファイルをアップロードして、内容を確認する
確認終了したら、結合前のファイルを削除しても構いません。



こんな感じでひとつに結合されました。

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