先日、廉価モデルの Trainer が登場したばかりの Suunto ですが、10月にもスポーツモデルに新機種が加わるようです。
主なポイントは、気圧高度計が内蔵されることと、カタログ上のバッテリー持続時間が改善されたことです。
他にも細かい変化があり、現時点でわかっていることを、以前のWHR、そして発売直後のTrainerと比較してみました。
新機能
気圧高度計
このモデルには、気圧高度計が内蔵されました。
スポーツモデルは、手首心拍の計測ある・なしに関わらず、気圧高度計が内蔵されていませんでした。
このため、GPSによる位置補正とあわせ、より正確な高度、獲得標高が表示されるようになります。
温度計
また、気圧計と同様に、気温センサーも内蔵されるようになりました。
先日発売されたばかりの Trainer には、気圧計・気温計は内蔵されていません。
バッテリー持続時間
カタログ上ではありますが、バッテリー持続時間にも大きな改善がみられます。
モード | WHR | Trainer | BARO |
---|---|---|---|
Best | 8時間 | 10時間 | 10時間 |
Good | 12時間 | 14時間 | 20時間 |
OK | 30時間 | 25時間 | 40時間 |
もっともよく使うと思われる、Goodモードの改善は大きく評価できます。
先日発売されたトレーナーと比較しても、バッテリーの持続時間が長くなっています。
本体の素材・サイズは変わらず
時計のレンズはミネラルクリスタル、ベゼルはステンレスと、ケースに関しては、以前のSportsモデルと同じです。
また、重量も74gと、以前と変わりません。
一方のトレーナーは、レンズに至るまでポリアミドで軽量化を図っているため、スポーツモデルは落ち着いた高級感と、対照的です。
カラーやモデルによっては、スーツとも相性がよいのではないでしょうか。
画面サイズもスポーツモデルを継承
このようにスポーツモデルを継承しているため、画面サイズは320×300ドットと、以前のモデルと変わりなしです。
先日発売されたトレーナーとの大きな違いは、この画面表示のサイズにあります。
Trainer は、218×218ドットとなっているため、表示面積としては、Sports の 半分しかありません。
ペースを上げてのランニング中や、多くのパラメータを表示したいトレイルランニング、また、スマホ連動通知を多用するといった、画面をよく確認する人には、スポーツモデルの方がストレスがないと強く思います。
価格
7万円後半~8万円台だったのが、2017年12月後半に入り、6万5千円の呈示も出始めています。
あまりウルトラをやらない、という方には、妙味のあるモデルではないでしょうか。
まとめ:今までのモデルはどうなるのか?
トレーナー、リストバロと、立て続けに新機種がでてくると、従来からのユーザは置いてけぼりを食らった感じがあります。
この秋から冬にかけて、ウルトラ・旧スポーツモデルにも、大型アップデートの予定が入っているため、期待したいところです。
アップデートの詳細がはいりましたら、またお伝えしたいと思います。
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