FirstBeat からのリリース。
Fenix 5シリーズ、ForeAthlete935 に、1日を通してのストレスを追跡する機能が追加されるとのことです。
心拍でストレスが測れることは古くから知られていましたが、実用化するためには、ウェアラブル機器が小型化するのを待たなければなりませんでした。
先行発売されていたVIVOで実装されていた機能ですが、Fenix 5やForeAthlete935 でも行えるようになれば、かなり大きなニュースですね。
FirstBeat社のリリース
Fenix5、ForeAthlete935 に アップデートVer.6.0 が発表
このアップデートを適用すると、ファーストビート社の技術を利用した、連続ストレス測定が利用可能になります。
対象機種は、最新型である Fenix 5、FA935、そしてVIVOとなっています。
HRV測定はプロセッサパワーを要求するので、最新型に限定されるのは致し方ないですね。
ウィジェットを追加するだけ
Ver.6.0 にアップデート後、時計で「Stress」ウィジェットを追加するだけです。
ストレスを測るメリット
10月18日現在、Ver.6はまだ公開されていませんが、リリースされるまでの間、ストレス測定を行うメリットを知っておくとよいでしょう。
トレーニングにおいて、最大強度の運動は、そう何回も繰り返すことはできません。
それなら、もっとも効果的なタイミングで行いたいものですよね。
例えば、ストレスが多く、疲れが残っているときは、どんなにがんばってトレーニングをしたとしても、見合っただけの効果がないことが知られています。
ですから、最近のトレーニング理論では、トレーニングそのものを測るだけでなく、セッションとセッションの間が焦点になりつつあります。
このアップデートによって、もっとも効果的なタイミングを予測できるようになると、期待されます。
英語ですが、開発者のインタビューが分かりやすいです。お時間があれば。
ランニングパワー測定ができるようになるとの噂も
また、さらに先のアップデートで、気圧高度計を内蔵したウォッチ、そしてランニングダイナミクスの外部センサーで、ランニングパワーの測定ができるようになるとのことです。
これまでもStryd というセンサーで計測できましたが、価格も2万円オーバーと高価でした。
手持ちのRDポッドやHRM-RUN/TRIが使えるので、お財布には優しいですね。
まとめ
このエントリーでは、Garminの最新機種に実装される予定の、ストレス追跡機能をご紹介しました。
ファームウェアバージョン6が楽しみですね!
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