暑くなりましたね。アイスコーヒーが恋しい季節に。
STAY HOME の夏は、コールドブリューのコーヒーに挑戦してみよう。
アイスコーヒーとはちょっと違う
普通のアイスコーヒーは、ホットコーヒーに氷を入れたもの。
対して、水出しコーヒー(コールドブリュー)は、冷水でコーヒーを抽出します。
ホットに氷を入れると薄まっちゃいますが、コールドブリューは独特の甘みも深くて、味わい深いです。
用意する器具
器具は大きく分けて2種類あり、ドリップ型とポット型がありますが、抽出に時間がかかるので、初めての場合はポットタイプをおすすめします。
定番はハリオ。
しかし、ガラスは割れやすいというか、よく割れるので、お子さんのあるお宅とか、樹脂製がベター。
ぼくはこちらが好みです。
コーヒー豆
豆の表面に油が浮いてくるような、フレンチ〜イタリアンローストがおすすめ。しっかりとした苦味が、冷たいコーヒーによく合う。
ふつうにブラジル(サントス)をベースに、好みでコロンビアを加えると厚みがでます。
この辺は好みの問題なので、理想の豆を探してみよう。
作り方
豆を挽き、カートリッジに充填します。
挽き具合は、フレンチプレス(粗挽き〜中挽き)ぐらいがオススメ。
ぜいたくに、カートリッジの8割ぐらいまで充填すると、深みが出ます。
水をいれ、冷蔵庫で、最低でも8時間。 12時間以上、寝かせるとベター。
長く寝かせても、水出しの特長なのか、嫌な味は出にくい。
おすすめのミル
ミルがない?
あまり場所をとらず、掃除も楽な方で、コスパのよい2機種を紹介します。
ぼくが使ってるのは wilfa。低速のコーンタイプで、あまり場所を取らない。
おなじ底面積で、さらにお得なのがデロンギのコーンタイプ。
細かさの幅は Wilfa Svart Aroma より狭いですが、Coarse に設定すればフレンチプレスや水出しにも使えます。
水の味で決まる
ちなみに、最終プロダクトの味は、ほぼ水で決まってしまいます。
豆や腕の差よりも、水道水とおいしい水の違いの方がはるかに大きい。
ぼくは災害備蓄のペットボトル水を、コーヒーで回してます。
ペットボトルの水でも違いがあって、硬度が低めの南アルプス系の「森の水だより」「南アルプス天然水」は、砂糖を入れなくても、まろやかで甘味のある水出しコーヒーになりますし、「いろはす(阿蘇)」「阿蘇の天然水」のようにすこし硬度が上がると、豆の味の輪郭が引き立つように感じられます(注:おなじブランドでも、採水地によって硬度が違います)。
まとめ
水出しコーヒーは、粗挽きの粉と、水出しポットがあれば簡単にできます。
豆のロースト、挽きの細かさ、抽出時間、水の違い・・・。変数はたくさんあります。
好みの味を、探求するのは楽しい。
メーカー各社が出してるコールドブリューと比較しても面白いですし、こだわりカフェの水出しコーヒーを飲んだ時にくらべても、楽しいです。
水出しコーヒーはカフェイン量が少なめと言われますが、「それなり」にカフェインが含まれるので、不眠にはご注意を。
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